フラ雑誌『HULA HEAVEN 2015冬号』(フォーシーズンズプレス、1230円、2015年1月13日発売)は、基本ステップ徹底指導!という特集で、ついつい買ってしまった。

HULA HEAVEN 2015winter

その中にフラノートの鉄則というとても興味深い記事があった。


全く小節を区切らずに書くフラノート



記事では、タイプの異なる4つのフラノートを紹介しながら、フラノートの書き方のコツについて詳しい解説があった。文字が多いタイプ/絵が多いタイプ、上から見た図を書くタイプ/後ろから見た図を書くタイプ。。。

それぞれに特徴があり、なるほどと思うところが多かった。

詳しくは雑誌を手に取ってみてほしいが、私が衝撃をうけたのは「全く小節を区切らずに書く」書き方だ。

hulanote_HULA HEAVEN
こちらは小節ごとに区切って書くタイプ


私の普段の書き方は、1曲を各小節に区切り、それにあわせて歌詞も書き、ステップやハンドモーションを書いている。
一つ一つのパーツを練習するには都合がいいし、楽譜っぽくもあるし、頭を整理するにはちょうどいい。

その一方で、私の踊りは一つ一つのふりをこなす踊りになりがちで、次のモーションへのつなぎのところで一回止まってしまって、動きが滑らかにならないのが悩みでもある。
なんというか、グルーブ感がない(笑)のだ。

フラは流れるように動きながら言葉の意味や感情を伝えるもの。
フラノートにはどうしてもその瞬間瞬間しか切り取れない。

でも、区切りを意識しないこんな書き方もあったのか?と目からウロコだった。

ただし、区切らないがゆえにリズムと歌詞とふりが一対一になっていない書き方なので、初心者の私にはちょっと読み解きづらいなとも思った。


フラノートの本当の目的はフラの深い理解




フラノートの書き方に正解はない。

参考:フラの振り付けをメモする“フラノート”とは?

HULA HEAVENにも「(自分の)ノートへの愛着が肝要」とあったが、自分なりの大事なポイントさえ押さえてあれば、また自分があとで見返してわかりさえすればいいのかもしれない。


私の場合は、とてもとてもステップも振り付けも覚えられず、ただただ家で練習するためにメモを付け始めた。

hulanote_puailiahi


でも、フラノートをつけはじめてみて、
  • 曲と振りの意味を前より深く理解できるようになった
  • 図や言葉にすることで疑問がわいてきて整理されるようになった
のがよかったと思う。

フラノートを書いてみるのをぜひおすすめしたい。


レッツ、男のフラ!

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